診療案内
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出産まで

初診について

妊娠したかな?と思ったら、まずは婦人科外来の受診をお願いします。(月~金の午前中、予約不要)妊娠初期検査等、必要な診察をいたします。
また、他の病院で既に妊娠の診断を受けている場合は、紹介状をご用意いただき、診察予約をとったうえで受診ください。

予約手順(紹介状をお持ちの方のみ)

代表電話番号 047-384-8111 へお電話のうえ、他院からの紹介状をお持ちで産科の診察を受けたい旨お伝えください。

外来担当表を見る

妊婦健診

定期的に妊婦さんと赤ちゃんの健康状態を確認します。初期から妊娠23週までは1か月に1回、妊娠24週から35週までは2週間に1回、妊娠36週から出産までは週1回の受診が目安となります。

分娩申込み

当院で分娩をご希望の方は、妊娠22週までに分娩の申込みが必要です。里帰り出産などで、初診が妊娠22週以降になる場合は初診時にご説明しますので、その次の妊婦健診時に申込みをお願いします。

里帰り出産について

里帰り出産をご希望の方は、妊婦さんのお体の状態等を確認させていただきたいため、まずはお電話ください。(代表:047-384-8111にお電話のうえ、産婦人科病棟に回すようお伝えください)
また、帰省後の受診は、妊娠34週までにお願いします。(妊娠中にお体の異常を指摘されていない場合)妊娠後期での移動は妊婦さん、赤ちゃんともに負担が掛かりますので早めの帰省をおすすめします。

助産師外来

妊娠前期と後期で2回、各30分の助産師外来を設けています。心配なことやわからないことなど、落ち着いてゆっくりとお話を伺います。

出産について

当院では自然分娩、またご希望があればフリースタイル分娩によるお産を行っています。赤ちゃんやお産の状態等によっては帝王切開による分娩となる場合があります。

立ち合い出産

お産にあたって、ご家族様1名の立ち合いが可能です。
原則として配偶者もしくは実母の方でお願いしております。

LDR室

LDR室とは陣痛から分娩、産後の回復までを共通して行える病室のこと。陣痛中に分娩室へ移動する必要がなく、産後も経過観察まで同じ部屋で行えるので、お体への負担が軽くなります。
当院では和室タイプと洋室タイプで2部屋のご用意があります。

フリースタイル分娩

従来の仰向け姿勢による分娩とは異なり、横向きや四つん這い、座位など姿勢を様々に変えながら、自分が楽だと感じる姿勢でお産をすることをフリースタイル分娩と言います。お産の時間が短くなる、産婦さんの満足度が上がる、ストレスが少ない、赤ちゃんが降りてきやすい、赤ちゃんの心音が下がりにくいなどの効果があると言われています。
フリースタイル分娩をご希望の方は妊婦健診時に助産師にお伝えください。

出産後

お産当日を0日目として経膣分娩の場合は5日目、帝王切開の場合は7日目に退院となります。お母さん、赤ちゃんの状態によっては入院期間が長くなることもあります。

各種レクチャー

入院中は助産師による各種レクチャーを実施します。初産のお母さんもスムーズに子育てをスタートいただけます。

  • 授乳指導…おっぱいのしくみや授乳の仕方、赤ちゃんの抱っこの仕方やおむつの変え方などについて
  • 同室指導…授乳指導と同じ日に母児同室の注意点について
  • 沐浴指導…赤ちゃんをお風呂に入れるやり方について
  • 退院指導…退院後のお母さんと赤ちゃんの生活について、赤ちゃんの観察ポイントについて

小児科医のサポート

赤ちゃんは生後1日目より小児科医による診察を行います。専門医による診察で、異常や気になる点は早期に発見して対処します。

ドライテクニック

ドライテクニックとは、生まれた赤ちゃんに付いている胎脂をなるべく残すために、お産時に付着した血液や羊水などを拭くだけにし、数日経った後に沐浴を開始する保清手法のこと。これにより赤ちゃんの体温が安定する、体重減少が少ない、皮膚の疾患が減る、おへその感染を防ぐといった効果があると言われています。当院では、原則として新生児に対してドライテクニックによる清潔ケアを実施しています。

胎脂とは…新生児の身体についている白い脂のこと。保湿、保温の効果があると言われています。